ナンピン買いの仕組みとデメリットを知って勝率を上げよう!

      2016/03/29

ナンピン買い

ナンピン買いは、株価が下がってしまった時に更に買い増しをおこない、平均取得単価を下げるための買い方です。

でも実際の仕組みって結構わかり辛い事ですよね。

今回はそういった、ナンピン買いの仕組みについて具体的な内容についてご説明致します。

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ナンピン買いを行った時の具体例と効果

例えば具体的に説明すると、1株100円の株を1,000株買ったとします。

その後、その株が80円まで下落してしまった場合、初期投資が1株100円を1,000株なので10万円で、それが80円になったとすると価値が8万円に下がりますよね。

この時には2万円の評価損がでていて、20%の損失となります。

けれども、80円で株を1,000株買うと、損失額は一緒なのですが、投資額が18万円となり、投資額に対しての損失率は約11%に減少します。

すると平均取得単価は90円となります。このように、損失額は同じなのですが、ナンピン買いは平均取得単価を下げ損失率も低下させることができます。

そうして損失率が低下したことで、このタイミングで約11%まで値上がりすれば損失が埋まることになるのです。

ナンピン買いをせずにそのままだと、20%の値上がりをしない限り損失が埋まらないことになります。

精神的なダメージを軽減させてくれるナンピン

前述したように、ナンピン買いのメリットは、投資額を増やすことで損失を回収しやすくする方法といえます。また、精神的にもメリットが多い方法です。

例えば20%も損失を抱えている状態で取引をするのと、10%程度の損失で株を持っているのとでは精神的なダメージも違いますよね。

株取引では常に冷静な判断が必要です。損失率を下げることで冷静な判断ができるようになります。

ナンピン買いにもリスクやデメリットは有ります

ただ、問題になるのはさらに値下がりをした時です。値上がりをした時には、有効な投資判断となりますが、さらに値下がりをした場合には最悪の投資判断となります。

そのため、ナンピン買いは安易に行う方法ではありません。

損失が出た場合には、まず損切りを考えることが大切です。損切りをすることにより、それ以上の損失を防ぐことができます。

ナンピン買いは、値下がりをした後、値上がりをするという確信が持てる時だけに行う投資方法と言えます。

しっかりとリスクを知った上で投資を行う様にして下さいね。

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