PBRの意味とは？銘柄のリスクをチェックする大事な数値です！

株主には会社が解散したときに、会社の資産を分配してもらう権利があります。

この分配してもらえる量は、保有している株数によって違いが出るのですが、1株当たりのもらえる純資産は、純資産と発行株数によって求めることができます。

この求められた数値をBPSと言い、株価をこのBPSで割ったのがPBR（純資産倍率）となります。

PBRとは？これを参考にすると売り買いの目安に出来る

このPBRが、もし1倍となっていた場合には、株価と1株当たりの純資産が同じということとなり、会社が解散したときには株価と同じ価格の資産がもらえることとなります。

このPBRが1倍以下なら、理論上投資した額以上の資産がもらえることとなり、リスクの少ない投資と考えることができます。 逆に、このPBRが1倍を超えるような会社はリスクが高い投資とも言えます。

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PBRが1倍を超えるとリスクが高い銘柄と判断できる理由！

例えば、1株当たりの純資産が1,000円で、株価が500円だとするとPBRは0.5倍となり、会社が解散したときには500円で1,000円の資産を手にすることとなります。

逆に1株当たりの純資産が1,000円で、株価が2,000円だとするとPBRは2倍となりってしまいます。

つまり1,000円の純資産を手にするために、お金を2,000円投資していることとなり、リスクの高い投資ということが分かっていただけるのではないでしょうか。

PBRを確認する事で銘柄の状態をチェックする事ができます

このPBRを確認することで、その会社がどれだけ過大評価をされているかの判断することもできます。

人気がある会社とも言えるのですが、業績が悪くなれば大きく値下がりをすることも考えられます。 この数値では、株価が割安なのか割高なのかを判断する目安にもなり、PERと一緒に使うことで、基礎的な企業判断をすることができます。

初心者の方にも分かりやすい判断方法なので、株を購入する際には必ず確認しておきたい数値です。

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