株式投資の板情報の見方と判断を行うポイントについて解説!
2016/03/29
株取引をしている方はご存知でしょうが、株取引をする方は板情報を見ながら取引をすることになります。
板情報とは売り手と買いての気配値を一覧にしたものです。
今回はそういった、株取引で参考にしたい板情報の見方をここでは解説させて頂きます。
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板情報の見方と投資判断のポイント
株に興味がある方なら一度は目にしたことのある一覧で、左側に売り手の気配株数、中央に気配値、右側に買い手の気配株数が一覧となり表示されています。
中央の気配値は株価のことを指します。そして中央の株価に対して、売り手がどの株価にどのくらいの売り注文を出しているかの株数が左側に表示されています。
右側には買い手がどの株価にどのくらいの買い注文を出しているかを一覧として表示され、この全ての情報が表示されているのが板情報です。
板情報では売り手と買い手どちらが優位か確認できる
この板情報で確認できるポイントとしてはどちらが優位になっているかです。
右側に表示されている買い手の注文数が売り手の注文数が多ければ、株価は下がりにくい状況といえます。
また、その逆に左側の売りて注文数が買い手の注文数より多い状況なら、株価は値上がりしにくい状況と判断することができます。
このように、板情報は投資家に様々な状況を伝えてきます。
たくさんの判断基準は手に入るけれど、これだけで投資を行うのはキケン
板情報を見るていると、急に大きな注文数が出てきたり、全く注文数の上下がない銘柄などもあります。板情報で、今の銘柄の活性状況も確認できます。
ただ、この板情報だけで投資判断をするのは危険な行為です。
売りの注文数と比べ、圧倒的な買い注文が出ることもあります。
その圧倒的な注文数を見ると、誰でもこれから大きな値上がりをするのではないかと判断してしまいます。
しかし、株式市場で投資をしているのは、個人投資家だけではありません。
圧倒的な資金力を誇る機関投資家などが参入していれば、買い注文を集めるために注文だけだし、多くの買い手が集まったところで、売りに入ることもあります。
板情報で状況を確認することも大切なのですが、その状況だけで投資判断するのは避けるべきです。
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