株の空売りってどうやるの?仕組みを実例から解説!
株式投資にはほかの投資と違った独特の売買方式が存在します。それは空売りです。
株式に触れた事のない人には分かり難い仕組みですので、詳しく説明しましょう。
よく聞く「空売り」って一体どういうもの?
まず、株式と言うのは基本的に買いしかない商品です。会社が株式を上場すると、証券会社を通じて販売を行います。
その株式が欲しい人が証券会社を通じて購入するのです。
しかし、その株式を持っていても売りたい場合もありますよね。そのために、株式市場と言うものが存在し、そこで証券会社を通じて買い手を探すのです。
売買は公平で透明性が求められるので、市場での価格が利用されます。株式は現物取引ですので、それを持っていないと売ることが出来ません。
ですが、株の値段が大きく下がっていく場合に持っていては損になってしまいます。その場合に値下がりを利用して利益をとるのが空売りです。
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空売りをした時の例を出すと・・・
A社の株を空売りするとしましょう。まず株を持っていない人が、証券会社を通じて、A社の株式を持ってる人から借り受けます。この場合、借り賃が発生します。
その人は市場でその株式を売却します。すると売却益が出ます。
その後、A社の株式が値下がりしたとしましょう。安値になった時にA社の株式を借りた数だけ買い戻すのです。
証券会社にA社の株式を返却すれば、売却益から購入金額と借り賃を引いた分が利益として残ります。これが空売りの仕組みです。
もともと持っていない株式を売買するので、”からうり”と呼ばれるわけですね。
買う場合と違うのは、借り賃が発生するので、株式の空売りは買う場合に比べると利益は少なくなります。
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